LPガス業界は、公共料金ではなく自由料金システムですから価格を自由に設定することができます。
価格の算出方法は様々ですが、会社の経営方針・システム・規模・顧客数・財政状態等の違いが価格に大きく反映されます。
各家庭のLPガス購入ルートは大きく分けると2つしかなく、
1つは海外からガスを買い取っている卸売業者(大手)から直接供給を受けるケースです。
もう1つは、卸売業者(大手)からガスを買い取って販売している販売店(個人)から、供給してもらうケースです。

一般的にみれば、販売店(個人)が卸売業者(大手)よりも安い価格でLPガスを提供する事は難しいです。ただし、利益を追求する資本主義社会ですので大手企業の場合は支店や営業所単位で経営方針が違う場合もあり、収益を伸ばすために、事業所単位で価格設定を上げて、売り上げを伸ばすという事もあり、この場合は販売店(個人) の値段設定を大幅に越えてきます。
大手=安いと言い切る事は出来ません。 また販売店(個人)のなかにも、別の商売で経営が安定しているのでLPガスは薄利でいいという販売店もあります。

まずは現在使用中のガス業者が設定している価格が高いのか安いのかを知って下さい。
ほぼ全てのガス業者が熾烈な価格競争の中で、さまざまな要素のなかで価格設定を行っているので、交渉等を行っても希望通りの価格まで下がらない場合もありますが、この機会に一度比較する事をお薦めします。