東京ガスは、4月の電力自由化を受けて首都圏で同月に家庭・業務用顧客向けに始める総合エネルギーサービスの受け付けを開始。サービス名は「ずっともプラン」。これに伴い、ガスと電気がセット割引できるプラン「ガス・電気セット割」も用意。さらに、ネット接続事業やポイント付加サービスに関して各社と業務提携した。

電気の使用量に応じた3種類の料金設定が登場。スタンダードなプランの「ずっとも電気1」、電気機器が多く、使用量が多い方向けの「ずっとも電気2」、モーターや大型エアコンなどの動力を使い、主に商業者向けの「ずっとも電気3」がある。

それぞれのプランは東京電力の「従量電灯B」「従量電灯C」「低圧電力」に相当する。基本料金は東京電力より高いが、使用量が多いと安くなるというメリットがある。それぞれのプランでガス・電気セット割を契約すると、電気料金の基本料金が年間3000円(ひと月250円)の割引になる。
東京ガスのガスを契約していて年間の電気使用量が4700kWh(戸建住宅3人家族の平均値)の場合だと、東京電力の「従量電灯B」と比べて年間4000~5000円おトクになるケースもある。さらに、東京ガスの提携プロバイダがインターネット接続サービスを割引するサービスの「東京ガストリプル割」や、東京ガスの各種サービスのご利用や、キャンペーンの参加によるポイント付与システムの「パッチョポイント」を提携各社のポイントと交換できるサービスも開始する。

参照元:一般財団法人 環境イノベーション情報機構